えっ!マジでやるの!?


と思わず声を上げてしまいそうになるイベントが行われるそうです。


【CYBEATHLON 2016のウェブサイト】
http://www.cybathlon.ethz.ch/


サイバーなathlon(古代ギリシャ語で"コンテスト"の意)。

サイボーグの競技会
が開催されるというのです!









6つの競技分野があるそうで、

  • Brain-Computer Interface Race: 脳-コンピュータインターフェイス競争

  • Functional Electrical Stimulation Bike Race: 機能的電気刺激バイク競争

  • Powered Leg Prosthetics Race: 強化義足競争

  • Powered Exoskeleton Race: 強化外骨格競争

  • Powered Wheelchair Race: 強化車いす競争

  • Powered Arm Prosthetics Race: 強化義手競争

って、なんか萌える競技名ですよね。


強化外骨格なんて、「覚悟のススメ」とか「宇宙刑事ギャバン」であるとかを思い起こさせます(古い)。


The main objectives of the Cybathlon are:
  • to promote the development of novel assistive systems and reinforce the scientific exchange, 
  • to improve the public awareness about the challenges and opportunities of assistive technologies, and 
  • to enable pilots with disabilities to compete in races, making this a unique event.

サイバスロンの主な目的は:
  • 新しい支援システムの開発を促進し、学術交流を補強すること、
  •  支援技術の取り組みや機会に関して一般大衆に気づいてもらうこと、そして
  • このユニークなイベントで、障害をもつパイロットが競技できるようにすること


なるほど。科学技術開発の文脈を持ちつつ、ユニークなイベントをやっちゃおうというわけですね。


The Event will take place in the Hallenstadion Zurich, on 8 October 2016. Ticket sale will start beginning of 2016.

このイベントはチューリッヒのハレンスタディオンで2016年10月8日に開催されます。チケット販売は2016年初頭に始まります。 


これは、見逃せませんねぇ。TV中継してくれるかなぁ・・・。





「パラリンピアンがオリンピックの競技に出るのはどうか?」みたいにときどき話題になりますよね。

で、「義足がもし走る機能を強化しちゃって、健常者に勝っちゃったらどうするんだ」みたいなことが議論になるんですが、「それだったらいっそのこととことん強化しちゃえばいいじゃん!」っていうこの競技会と同じようなアイディアも必ず出てくるんですが、すごいのは


それを実現しちゃうこと


なんですよね。



うむ。
小さなことからコツコツと実現していこう。