6/7~9の3日間、上海のCES Asiaに出展していました。

おかげさまで、アメリカ大手TVネットワークのCNBCに取材いただいたり、パネルセッションに3つも出させていただいたりとなかなかの露出機会もあったおかげか、ブースも盛況でした。

【CNBCの動画&記事】
http://video.cnbc.com/gallery/?video=3000626168

【Mobile World LiveのIoTパネルセッションに関する記事】
https://www.mobileworldlive.com/featured-content/top-three/mass-iot-uptake-requires-more-natural-interfaces/

しかもたまたま、同じタイミングで以前取材いただいた英語のネットラジオの記事が、THE BRIDGEで日本語で寄稿されたり、経済産業省のものづくり白書に弊社のことを掲載していただいたりと、かなり盛りだくさんの一週間だったみたいです。


【THE BRIDGEの記事】
http://thebridge.jp/2017/06/real-reason-japan-cant-innovate-xenoma

【上のオリジナルバージョンのDisruptive Japan】
https://www.disruptingjapan.com/real-reason-japan-cant-innovate-xenoma/

【経済産業省・ものづくり白書】
http://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2017/

【経済産業省・ものづくり白書に関するfabcrossの記事】
https://fabcross.jp/news/2017/20170607_monozukuri_whitepaper.html



いやー、ありがたい話です^^。





そんな中、Tech Radarで記事になったCES Asiaのパネルセッションの1つについて、この書いた記者さんと私の感覚が非常に近かったせいか、内容に共感が持てた(って私の発言なんですけど…)ので、そのことについて少し書いてみたいと思います。

【Tech RadarのFitnessパネルセッションの記事】
http://www.techradar.com/news/what-makes-wearables-wearable




記事のタイトルは、


"What makes wearables wearable?"
(何が、ウェアラブルデバイスをウェアラブルにするのか?)


というもの。何だか問答みたいですが、要するにたとえウェアラブルデバイスが身に着けられるものだったとしても、実際にそれをユーザが身に着けるかは別の話だっていう内容です。

実際、実は私自身も腕時計もしないほどの「ウェアラブル嫌い」なんですよね。




よく、e-skinを作った動機について聞かれることがあって、そのときにいつも最初に、


「私自身は腕時計をつけるのも嫌なほどの
ウェアラブルデバイス嫌い
なんですが、
そんな私でも服は着るんですよね。」


と話し始めるようにしています。


そもそも、e-skinをwearableというのは論理的に間違いです。服である以上、wearすることは大前提ですからね。



この記者さんが最初に引用したのが、


“Acceptance is a big issue with wearables,” says Ichiro Amimori as he zips himself into a black compression top trimmed with a network of Tron-style silver lines, “but then again, in the 13th Century, people in Japan didn’t wear eyeglasses.”

「(ユーザの)受容がウェアラブルの大きな問題です」(中略)「でもしかしながら、13世紀には(補足:私は16世紀って言ったんですけど…)日本の人たちは眼鏡をかけていなかったんです。」


という部分でした。この話、パネルセッションではもう少し詳しく、「ポルトガルの宣教師であるフランシスコ・カブラルが、眼鏡をかけて京都の町を歩いたら、それが噂になって5000人の人が物珍しさに集まった」って話をしたんですが、つまり一番最初って大抵人々は変に感じるもので、それを如何に時間をかけて受け入れられるようにするかが大事だって話だというわけです。



正直、e-skinを着て人前に出るたびに、皆から「変な目で見られてるなぁ」という自覚はありますが、それはフランシスコ・カブラルと同じ状況で、ひとたび俯瞰して考えてみると、人間は特定の状況を除いてほぼ何かしら服を身に着けているわけで、それだけ一日のうちで長い時間、しかも全身を覆う形で人間が利用しているものが、デバイス化してインターネットとのインターフェースになるというのは、すごく自然な流れだと思うんですよね。


つまり、


"ask if e-skin will be for everyone"
(e-skinは皆のためのものになるかどうか?)

ではなく、

"ask when e-skin will be for everyone"
(いつ、e-skinが皆のためのものになるか?)


だと思うのです。


無論、ビジネスとしては無限に赤字を垂れ流して企業活動はできないわけですし、投資の観点からもリターンの期限というものはありますから、ifだろうがwhenだろうが関係ないわけですが、本気で実現しようと思っている私としては、



その実現を一日でも早めるために
何をすればよいか?



という視点で、未来のあるべき姿とそのへ至る道筋を意識しながらやっていきたいと思っております。



そんな未来像に共感いただける皆様におかれましては、是非とも機会を見つけてe-skinを体験しに来てくださいませ。



Los Angelesにて6/13~15にE3という展示会に出展しております。体験デモもやってますので、お近くの方々はこの機会をお見逃しなく!



未来はいつでも、
今から始まります。