2017年12月に経済産業省より「地域未来牽引企業」2,148社が発表されました。



実はXenomaも東京都・大田区から選ばれた18社のうちの1社として選んでいただきました!



というわけで先日、福島県会津若松市でキックオフイベントとして「地域未来牽引企業サミット」が開催されたので参加してきたのですが、そこでこのロゴについてデザインを手掛けられた株式会社Takram代表取締役・田川欣哉氏のプレゼンがありました。



logo[1]





このロゴ、パッと見ると幾何学模様であることはすぐわかりますが、これはプレゼンによると二つの歯車を組み合わせて作ることのできる模様の一つで、パラメータを変えることにより、


多様なロゴが創生されること


が、地域未来牽引企業の多様性を表現しているとのこと。



興味深いコンセプトですが、それ以上に、



自分で描画したい…










なら、やりますわな。




LogoMaker


モデルとしてはこんな感じ。小円(Rsmall)と大円(Rlarge)の比率と、小円の半径上の1点Pの位置の初期値を1と設定することの2つの条件で、Rlarge・Rsmall・Pは決まります。

後は歯車の代わりに円が内側で接しながら回転する、つまり回転したときの小円の円弧と大円の円弧の長さが等しいという条件から小円がθ移動したときに小円自体の回転θ'が決まるので、Pの軌跡が求められます。


これを基にして、いつものごとくExcelのVBAでコーディングしてみました。


といっても、画像を入力してパラメータを逆算することはできないですから、パラメータは当てに行くしかありません。

でも、ロゴは周期に6の倍数がありますし、パラメータは所詮3つしかないので、それっぽい条件でいろいろ手探りで調べてみました。



Rsmall / Rlarge / P = 1 / 6 / 1
1-6-1

Rsmall / Rlarge / P = 5 / 6 / 0.2

5-6-0_2

Rsmall / Rlarge / P = 5 / 12 / 0.4

5-12-0_4

Rsmall / Rlarge / P = 7 / 12 / 0.1
7-12-0_1



んー、できない・・・



どうしてもできないのが、地域未来牽引企業のロゴにある屈曲点なんですよね。所詮円に内接する単純なサイクロイドなので、外側には屈曲点は作れるのですが、内側はどうしてもできない・・・



3日ほど悩みました・・・



とりあえず、上の図のモデルではどうしても屈曲点は作れないので、どうやらもう一つ動くファクターがあるようです。「円が3つなのかな・・・」とも思ったのですが、いざコーディングしようとすると中円自体は回転要素がないので、そこはまた任意のパラメータにしないといけません。


そもそも、イベントでちらっとみたスライドに歯車が3つあったような気がしない・・・




そこではたと気づきました。




「もしかして、大円が回ってる?」





ということで、小円の中心の移動に対する大円の回転速度の比率Rotationをパラメータに追加してコーディングしてみたところ、以下のように屈曲点が出ました!(^^)



Rsmall / Rlarge / P / Rotation = 1 / 6 / 1 / -3
1-6-1--3

Rsmall / Rlarge / P / Rotation = 3 / 7 / 0.4 / -3
3-7-0_4--3


何かそれっぽくなってきて、あーだこーだ触ってるうちに・・・






できたんじゃね?
(o^∇^o)ノ




とまぁ、そんなわけで作ったExcelシートがこちらになります。







さて、折角だからXenomaっぽく真ん中にXを想起させるのを入れてみると、

Xenoma



さぁ、地域未来牽引企業の皆様も、勝手にご自身のロゴを作ってみてください。





怒られても責任は持ちませんが。